CD番号 | 曲 目 | 演 奏 者 | 録 音 日 |
WFJ-2011 (1CD) |
ブルックナ-「交響曲第5番・変ロ長調」 | フルトヴェングラー指揮 ベルリンフィルハ-モニ-管弦楽団 |
1942年10月25~28日 |
フルトヴェングラ-のナチ傘下での公式録音は、1942年後 マグネトフォン・システム
により音質が格段に向上し、1945年ベルリン占領のソ連軍により一括撤収し、モスクワ等
各地のブレス工場で国内販売を開始し、自由主義諸国の間では「幻のレコ-ド」と扱われまし
た。しかし、日本フルトヴェングラ-協会ではソ連側と折衝し先方に在庫がある限り直輸入を
続け会員各位に順次お届けした次第です。さてゴルバチョフのペレストロイカの拡大とともに
ソ連体制の軟化が進み、1987年には 一連のテ-プがデジタルコピ-として自由ベルリン
放送(SFB)に返還され、DGがCD化しましたが、更に1981年にはテ-プ本体の返還
が開始され、BB(ベルリン・ブランデンブルグ放送:1月SFB)に終結している模様です。
今回この新ソ-スより独仏協会合作CDとテスタメントCDが出揃いましたが、後者が低音
やヴァィオリンを弱めている点で問題あり、無操作と思える両協会盤を決定的CDとして採り
ました。
申込み期限は10月31日(月)です。申込書は会報93号(9月末日発送予定)に同封いた
します。
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